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2008年08月12日

コーチング講座その1:ラポール(ビジネス・コーチング編)

コーチングをする時に、もっとも大事なのが相手との信頼関係になります。
信頼関係がある状態のことを「ラポールがとれている」と表現もできます。

よく、ラポールは相手との信頼関係を築く最初のステップだと思われがちですが、最初から最後まで常に創り続けてくものです。

なぜなら、信頼関係を築くには時間がかかります。コーチの言動によって信頼関係が強くなることもありますし、コーチの言動によって信頼関係が一瞬で壊れることもあります。壊すのは一瞬です。一度、壊れた信頼関係を戻すのには、時間が必要になります。ですから、コーチングにおいて、コーチは常に、『今、信頼関係があるのか?』『信頼関係は強くなっているのか?』と感じながらコーチングを進めて行く必要があります。


ビジネス・コーチングに当てはめて、考えてみましょう。

ビジネス・コーチングとは、企業・組織の管理監督者あるいは先輩が、部下または後輩の指導育成のために行う相互の関わりの中で、対象者の目標達成、問題解決、技能向上を促進することを目的としたコミュニケーションのことを言います。プロフェッショナル・コーチが同じ目的で、契約に基づき、援助することもあります。

部下から見て、有能な上司がいたとしましょう。
どんなに有能な上司だとしても、信頼していなかったり、嫌いであったりする場合、部下はコーチングに対して積極的になれないのではないでしょうか。

「言っていることはその通しなんだけど、この人から言われたくない」
と抵抗が起きたり、

あるいは、
「この人にはどこまで正直に話していいものか・・・。あまり核心にはふれないように、少し抑えて話をしよう」
と自分を守る気持ちになったり・・・。

コーチングは、質問によって相手が自分の真実を言葉にするコミュニケーションです。ですから、相手にとって安全安心できる、そして信頼できる上司(コーチ)であるということが必要です。

信頼関係は何も、コーチングを行う時だけに生まれるものではありません。日常の仕事の中で、どのように対応し、どのような言動を取り続けているかによって生まれてくるものです。

自分が良かれと思った言動が、
必ずしも、相手との信頼関係を築く言動とは限りません。

自分が悪かったなと思った言動が、
意外と相手との信頼関係を築く言動になることもあります。


さて、最近の自分を振り返ってみましょう。

私がとっている言動で、信頼関係が生まれている言動はなんだろう?

私がとっている言動で、信頼関係が壊れている言動はなんだろう?



『スラムダンク』:第28巻 143~144ページ  

Posted by 黒岩直貴 at 18:17Comments(0)TrackBack(0)