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2007年12月01日

コーチングの科学

ちょっと、イメージをしてください。
1歳くらいの赤ちゃんが、はいはいをして2本足で立ち上がるまでの過程の様子です。



親の関わりに注意を向けてみましょう。親は、何をしていますか?どんな気持ちでいますか?きっと、赤ちゃんが立ち上がるのをじっと見守り応援しています。そして、立っていられる時間がたとえ数秒であっても大喜び、手をたたいて感動しています。それから、一歩、二歩あるけるようになると「じょうず、じょうず」と自然に言葉をかけます。常に、赤ちゃんと同じ目線なのです。

こんな親っていますか?赤ちゃんが歩けるようになる過程で、「何で歩くこともできないんだ。こうやって歩くんだぞ!」とか「一歩あるけたくらいでは、まだダメだ。」とか「やっとできるようになったか、当り前のことだ。」と赤ちゃんよりも上から見ているような親がいたらどうでしょう?と言っても、私が今までに会った親(人)の中にはいませんでした。きっと、こんな関わりをする親(人)はいないことでしょう。

では、どうして、このような赤ちゃんと同じ目線で関わり、自分のことのように喜べるのでしょうか。それは、「この子は必ず2本足で歩くことができる!」という確固たる前提をもっているからなのです。もし、「赤ちゃんが2本足で歩くことができないかもしれない」という前提を持っていたら・・・。まさに、この赤ちゃんと親の関わりの中にコーチングが存在しているのです。コーチは、「クライアントはもともと偉大な存在であり、自ら答えを持っている」という確固たる前提を持っています。そして、クライアントと同じ目線になって、クライアントのどんな前進も共に喜ぶ存在なのです。そして、クライアント自身も、自分を信じて、コーチと共に自らの人生の舵を取っていくのです。  

Posted by 黒岩直貴 at 23:38